幼稚園入園にともない、「やるかー」と本腰を入れたトイトレ。うちの子は割と最初うまくいっていた方だったのに、ある時から連続しておしっこを失敗する時期が続きました。もうトイトレ完了かな〜と思っていた矢先の出来事で、その時の失敗談を含めて我が家のトイトレ体験をまとめたいと思います。
この記事の目次
【良かったことその1】おむつの頃から「おしっこ・うんち出たー」報告をさせていた
1歳後半〜2歳くらいの頃には、「おしっこかうんち出たらおむつ変えるから教えてね」と声かけしていました。(めんどくさいのでこっちから定期的におむつチェックとかしないw)ただ、おむつが汚れたらすぐに交換する、ということはなるべく赤ちゃんの頃から徹底していました。お尻が汚れている=気持ち悪い、という感覚になってくれたらいいなーと。なので、ほんのちょっとのおしっこでも割とおむつはぽいぽい替えていたかも。家用と保育園用で節約のためにおむつは2種類使ってました。
保育園用には安いマミーポコ。
これらのこともあってか、うちの子は自分から「おしっこ出たー」「うんち出たー」を言ってくれるようになりました。言ってくれたらすぐ替える。これが、今振り返るとトイトレにスムーズに移行できた理由の1つかな〜と思っています。特にうちの子はうんちをおむつでするのがすぐに嫌になって、おしっこはまだまだおむつにしちゃっても、うんちだけはトイレで!というこだわりを持つタイプでした。
保育園の先生からパンツ履いてみようと提案を受ける
2歳の頃には、保育園の先生からおしっこの感覚が開いてきたのでパンツを試しに履いてみましょうか、と提案を受けました。通販で検索するとすぐ出てくると思いますが、トイトレ用のパンツって6重布かつ防水・・・みたいなめちゃめちゃ大きいパンツがたくさん売られています。でも、先生からはそういうパンツではなく本当に普通の、よくある幼児用のペラペラのパンツを持ってきてくださいと言われました。
ビビって3重布トイトレ用パンツを買ってしまったがやっぱ要らなかったw
とはいえ、それまで子供にパンツを履かせたことがないし、大失敗しておしっこまみれになることにすごい恐怖心があって(笑)、トイトレ用パンツの中でも一番小さめの3重布のパンツを購入して保育園に持っていってました。先生からは「これじゃない・・・」とは言われませんでしたが、幼児用パンツと比べたらやっぱり大きめだろ、とは思ってたんじゃないかな〜と思いますw(先生ごめんなさい)
3重布くらいだったら、結局防水仕様でも全然漏れるしビチャビチャになるんですよね。そんでもって臭い取れづらかったりして。
【良かったことその2】パンツ選びで子供が気にいるかどうかを最重視した
3重布パンツも濃いめ&薄めのピンク色で、割と子供も気に入ってはいましたが、私が一人で探して購入したものでした。いつの間にか濃いめのピンク色しか選ばなくなってしまい、薄い方はずっと使われないまま眠った状態に。その後保育園を退園することになり、幼稚園に入園するまでしばらく期間が開いたので、トイトレもなあなあに(笑)私の気が向いたらパンツを履かせてみる・・・みたいなゆる〜〜〜いトイトレ期間がしばらく続きました。子供も「パンツ履きたい!」と自ら言うこともなかったので・・・。
その後、幼稚園に入園するにあたり、幼稚園ではおむつを履いてきてはいけない(トイトレ終わってなくて失敗しても良いので、そのために替えのパンツをたくさん持たせる)ことがわかり、それまで超ゆるかったトイトレに本腰を入れることになりました。
一緒にパンツ選びを楽しみ、子供自身に決めてもらう
NEXTで安くてかわいいパンツセットを見つけたので、それを今度は娘と一緒に見て購入を決めました。今度は届くのも楽しみにしていて「まずはどの柄のパンツを履こうかな〜」などと話しながらワクワク感を一緒に高めていきました。柄が何種類もあるので「好きなの選んでいいよ」と言われて自分で選ぶのも楽しかったんだと思います。
自分で選んで気に入ったパンツだと汚した時に悲しい
この「悲しい」という気持ちがめっちゃ大事だな!と個人的には思います。もし漏らした時も「○○(子供の名前)のお気に入りパンツ、汚れちゃったね・・・(悲しい顔)今度は汚さないように早めにトイレ行こうね!」と声かけすることで、「汚したくない」という気持ちが芽生えやすいと思います。
もしお子さんがアンパンマン大好きなら、お漏らししちゃったときに泣いたアンパンマンが現れるパンツがあるのでこちらもおすすめです!
【良かったことその3】シンプルな補助便座でトイレに集中させる
よくキャラクターがついた補助便座などもありますが、我が家は手入れのしやすさを重視して超シンプルな補助便座と踏み台にしました。これが結果的に用を足すことだけに集中できて良かったな〜と思ってます。
お尻が冷たくならない素材で子供も嫌がらず、飛び散ったおしっこなども後で拭き取りやすく、まさにシンプルイズザベスト・・・!「◯◯(子供の名前)だけが使える特別な便座だよ〜!」と特別感をアピールしつつ(笑)、なんでも自分でやりたがる時期なのを良いことに「自分で補助便座を置けるかな?」と勧めると「できるもん!」と自分でトイレの用意ができるアピール。(内心ガッツポーズw)
あと、この踏み台もどんなトイレにも馴染みそうな白色だしシンプルで、この位置に置きっぱなしでも邪魔感なく、買って良かったアイテムでした。ただ、写真には写っていませんが我が家は壁に手すり付きのトイレットペーパーホルダーがついてまして(老後におそらく役に立つのであろう手すり)、それを使って子供も踏み台に上がり便座に座っているので、より安全な環境にしたい場合は手すり付きの台が良いかもしれません。親が毎回付き添っていれば大丈夫かもしれませんが。うちは多分もう一人で上手に便座に座るけど、子供が「ママトイレするとこ見てて〜」って言うし(笑)、拭くのはまだまだサポートが必要なので、万が一を考慮して毎回トイレ行くところから付き添ってます。
【失敗したことその1】もう大丈夫と思ってすぐベタ褒めをやめた
最初のころは、上手にトイレができたらそれはもうベタ褒めしまくってたんですが、だんだん普通にトイレでできるようになって、いつの間にか私もベタ褒めをやめてしまいました。親にとってはもうトイレですることが当たり前に感じてたんですが、まだまだ褒めは必要でした(笑)ある時幼稚園でトイレ失敗が続いた時があって、「本当はできるはずなのになんで!?」という気持ちからついつい怒ってしまいました。「本当は上手にできるの知ってるよ!」といっても失敗続き。トイトレが一時的に環境の変化や気持ちの影響で逆戻りすることがある、ということを知らなかったのもあって焦りが全面に出てしまいました。
できないんじゃなくて「本来ちゃんとやればできるのにやらない」ことに対しては怒っても良い、と考えていたので逆戻りして夜中もお漏らしした時はめちゃくちゃ怒りました。だけど、怒ったところで状況はやはり変わらず・・・・。
めちゃくちゃ怒ったらお漏らしを隠すようになった
逆戻りになってから夜中にお漏らしが続いた日、とうとうブチギレて「なんで今まで行けてたのにできないの!?今度トイレに行かないでお漏らししたらおむつ履かせるからね!パンツはなし!!」と怒ったことがありました。そして翌日の朝、明らかに布団が濡れていたのですが「おしっこじゃない!汗だよ!!」と必死に隠そうと嘘をつく子供を見て、「これはあかん・・・嘘をつかせてしまったのは私のせいだ」とハッとしました。本当に、トイトレで叱りすぎることは良くないんだな・・・と反省。
ここでやっと諦めがついて「またトイトレを0からやり直そう」と気持ちを切り替えました。
↓夜中におねしょされても後片付けが劇的に楽だったアイリスオーヤマの使い捨て防水シート(ロングタイプ)。布団全面覆ってくれるからどこでされても防御できる・・・・!!
ベタ褒めを再開したらすぐにまたトイレでできるようになった
また0からの気持ちでベタ褒めを再開したところ、なんとスッとトイレで出来るようになりました!!これで自分が「ベタ褒め不足」だったことに初めて気づきました。うまく出来る日々がずっと続いても、褒め続けることは大事なんだな〜としみじみ感じた経験でした。それからはベタ褒めとまではいかなくても(疲れちゃうのでw)、一言褒めるようには意識しています。今のところ逆戻りはないです。今は「トイレ行く〜」とトイレ宣言をしてトイレまで私を連れていく娘ですが、黙って自分でトイレに行くようになったらトイトレ完了なのかな・・・?トイトレが完了するとは一体・・・まだ私もいつ終わったら良いのかわかりませんw
【失敗したことその2】「なんでお漏らししちゃったの?」と聞いていた
子供にとっては、これ聞かれても本当にわからないみたいですね。。。うちの子も黙ってシーン。「トイレ行くのめんどくさかった?」って私が聞くと「うん」って答えるんですが、多分違うw 最初は子供も「わからない」って言ってたんですが・・・・私が納得いかないような様子を感じ取ったのかいつの間にか黙るようになってしまい、失敗したなと反省。ただ起きたことだけを受け止めて、「どうやったらお漏らししないですんだかな?」と一緒に考える姿勢に変えてみました。
あとはフォローも大事・・・!「いつもはちゃんと上手にできてるもんね!たまにはこんなこともあるよね!」と、自信を無くさないように心がけてます。こういう風に声かけすると急に元気に「・・・うん!今度はちゃんとトイレできるよ!」と返事するので、見た目にはなんにも感じてないように見えても、結構お漏らししたことに何かしらショックを感じているのかな?と思いました。だからフォローめっちゃ大事!
トイトレは「早く終わらせよう」と思わないのがコツかも・・・
なんとなく「早く終わるのが良い」って思ってしまうけど、そうなると謎の焦りでイライラするし他の子と比べがちになってメンタルやられるので、むしろ「のんびり長丁場でやるもんだ」って思って始める方が親子共にいいんじゃない?という個人的見解ですw 私も最初は小学校行くまでに完了してたらええやろ、とか思ってたのに意外とトイトレが最初の頃するするとうまくいったのでその後の逆戻りでめちゃくちゃ焦ってしまいました(汗)最後までスムーズに行くとは限らない、と分かっていたらな〜・・・。
体験談が誰かの参考になれば嬉しいです!